マイブーム

「あー、おねえさん、お好み焼きひとつ」

思い起こせば、この一言が発端だった。
関西から東京にきて、どうも舌がなれない。
お好み焼き・たこ焼き・うどん。
関西ならどんな店に行ってもおいしかったこの3品。ぜんぜん味付けが違う。だしの味がぜんぜんしないのである。

そして、極めつけは会社の先輩たちと行った飲み屋で注文したお好み焼き。何をどうしたらこんなにまずく作れるのかわからん。

どーも、関東にきて舌に合う店にはぜんぜん出会ってない・・・。
東京でお好み焼きに期待してもしゃーないし、、
・・・
いっそつくってまえ。

ってなわけで、師匠に電話。

「なぁなぁ、いっつもお好み何入れとった?」

そして、厳選された具材はこちら。。。

キャベツ! これがなくては始まらない。
ねぎ! たくさん入れるとねぎ焼きっぽくなるが、多めに
鰹節! いかにダシの味を利かせるかが勝負どこ
豚バラ! ここは無難に。
ツナ! 味に深みを出すために

ほんとは、桜えびとこんにゃくを入れるともっと美味しいんだが、今回は予算の都合上カットされた。
桜えびは味の深み担当。
こんにゃくも深み担当だが、歯ごたえがあってこれをいれるだけで、かなり美味しくなる。でも、調理には手間がかかる・・・

で、できあがったものは・・・う〜んイマイチ。
どーも味に深みがたりん。
お好み焼きは生地だけで食べれて何ぼやのに、生地が美味しくない。
結構具材とかが検討してるけど、これでは台無しや。
出汁の味が足りんし、具材から出てくる味も足りん・・・
なんでやろ?
やっぱ鉄板かなぁ・・・中華鍋でやったから、味が染み出す時間が足りんかったのかも。深みがたりんからなぁ

初お好みにということを考えれば合格点
60点くらいやろな。
次回はダシを濃い目にとることと、お好み焼き粉で挑戦!